国から国際観光温泉文化都市の指定を受けている松山市。俳人正岡子規、種田山頭火、文豪夏目漱石ゆかりの地であり、日本最古の温泉「道後温泉」や「松山城」の城下町として全国的に知られる観光都市です。
温泉、史跡、文化施設など恵まれた観光資源で人々に親しまれています。近年は、司馬遼太郎の代表作「坂の上の雲」の舞台として注目を集めています。
魅力多い松山。一度は訪ねてみたい城下町です。
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@ 松山城 | A ロープウェー駅舎 |
B 萬翠荘 | C 坂の上の雲ミュージアム |
D 秋山兄弟生誕地 | E 子規堂 |
F 坊ちゃんカラクリ時計 | G 道後放生園 |
H 道後温泉本館 | I 坊ちゃん列車 |
J 道後公園 | K 子規記念博物館 |
2002年に築城400年を迎えた松山市のシンボル、松山城。市の中心部、勝山(標高132m)に立っています。
本丸広場は、桜の名所として人々に親しまれています。松山城へは、乗車時間3分の「松山城ロープウェイ」を使うと便利です。
市街地のランドマーク的なロープウェー駅舎です。市街地から松山城下までを結んでいます。駅舎では年間を通じて様々なイベントも開催されます。
大正11年に松山藩主の子孫にあたる久松定謨(ひさまつさだこと)伯爵が別邸として建てたフランス風洋館です。
建物そのものが美術品ですが、館内も絵画や掛け軸、伝統芸術品などを展示した美術館となっています。
小説「坂の上の雲」の主人公・正岡子規と秋山真之、秋山好古の紹介と遺品の展示を行っています。また、松山市が進める「坂の上の雲」まちづくりの交流機能も併せ持つミュージアムです。
昭和20年に戦災により焼失した秋山兄弟の生家が平成17年に復元されました。生家の前には、同時に復元された好古と真之の銅像も建っています。
伊予鉄道松山駅から徒歩3分。
正宗寺内にある子規堂は、文学仲間であった住職の仏海が子規の業績を記念し子規が17歳まで過ごした住居を模して建てられた木造平屋建ての建物です。
住時子規が使っていた机や遺墨、遺品、写真や、親交の深かった夏目漱石らに関係する文学資料など数多く展示しています。
子規堂の前の広場には、現存する最古の軽便機関車「坊っちゃん列車」があります。
小説「坊ちゃん」の登場人物が軽快なメロディーに乗って表れるカラクリ時計です。
道後温泉本館と同じ源泉から引いた足湯です。歩き疲れたら湯に足を浸け、ゆったりとくつろぎましょう。
3000年の歴史を誇る日本最古の温泉、道後温泉。松山市を訪れたら外せない場所が「道後温泉本館」です。
古風で風格のある木造三層楼の公衆浴場で、広々とした「神の湯」とちょっと小ぶりの「霊の湯」の2種類、5つの浴場があります。
伝承として傷ついた一羽の白鷺が岩間から噴出する温泉に浸って傷が回復し、飛び立つのを見た人が入浴したら爽快で疲労が回復し、病人もいつの間にか全開したことから温泉として利用されるようになったという話が伝わっています。
レトロな坊ちゃん列車が市内を走っています。夏目漱石の小説『坊ちゃん』がその名前の由来です。坊っちゃん列車で巡る松山市の観光も楽しいですよ。
湯築城跡の発掘調査をもとに武家屋敷などが復元され出土品も展示されている歴史を学べる公園です。明治19年に整備され桜の名所ともなっています。
松山の偉大な俳人、正岡子規の生涯と業績を紹介する文学ミュージアムです。館内は、道後・松山の歴史、子規とその時代、子規の目指した世界の3コーナーに分かれており、子規の作品、人柄から松山の風土までしっかりと学べる展示になっています。3階には、子規と夏目漱石が同居生活を送った愚陀佛庵のたたずまいも再現されています。